この記事では山下達郎のライブのマナーについて紹介します。
初めて参加するという初心者はきっと不安もあるかと思います。
特に山下達郎の場合は少し特殊だったりしますからね。
何が特殊かというと映像作品がなく、テレビにも出演していません。
つまり、これだけ活動歴が長くても、実際のライブの様子を事前に確認することは難しいです。
公演の様子は一種のベールに包まれていて、ややハードルの高さを感じるかもしれません。
実際は「初めてだから・初心者だから」といって何も難しいことはありません。
ただ、やはり少なからず最低限守るべきルールもあります。
一般的なマナーやファンの間で共通認識となっている注意点をまとめたのでぜひチェックしてみてください。
山下達郎ライブのマナーは?
ここをキャンプ地と、しないけど😆
今日は山下達郎ライブ‼️
楽しむよ〜#山下達郎 #PERFORMANCE 2023 pic.twitter.com/ka5Yb6KbNp
— ヒグカツCAMP🔥USG (@higukatsuCAMP) August 26, 2023
ライブ参加の基本的な心構えは「郷に入っては郷に従え」。
音楽のジャンルによって全然ノリが違ったりしますし、アーティストによって何を良しとしてるか全然違ったりします。
そして、一番手っ取り早い対処法は「その場で周りに合わせる」です。
どんなライブもリピーターが多いので、周りに合わせていれば問題ありません。
スタンディングは終盤から
山下達郎のライブで多いのは中規模ホール+座席指定。
最初から全員スタンディングのライブもありますが、山下達郎の場合は序盤から立ち上がるのはNGとなってます。
後半盛り上がってきてから立ち上がるのが通例です。
マナー以前に、比較的長めの山下達郎のライブで立ちっぱなしは体力的に厳しそうです。
トイレは事前に済ます
座席なのでトイレに立つとやはり周囲の気が散ったりします。
トイレはなるべく事前に済ましておいた方がいいでしょう。
仕方なく席を立つ場合も頃合いに注意したいです。
トイレ休憩タイムではないですが、アンコール前は一定のインターバルがあります。
その間ならトイレに行きやすいですが、その分混みやすいと思われます。
ライブ中に一人で大声で歌うのは控える
2017年頃、このトピックで山下達郎の発言がいわゆる「炎上」したことがありました。
山下達郎のラジオ番組内でリスナーからこんな質問がありました。
「ライブ中、つい大声で合唱してしまいます。これってダメですか?」。
それに対して山下の回答「ダメです。一番迷惑なアレです。あなたの歌を聞きに来ているのではないのです」。
この発言に対し賛同コメントの他、「ライブで歌うのは自由」といった批判が集まり、一時期話題に。
これはおそらく誤解もあって、反発された要因は「ライブ全般、合唱は全てNG」と解釈されたからだと思われます。
そうではなく、山下達郎の真意は「周りは静かに聴いてるのに一人で歌ってるのは迷惑」と受け取るのが自然だったと思います。
そして、それはごく普通のマナーです。
合唱(シンガロング)はライブの一つの文化ですし、その点も「郷に入っては郷に従え」。
観客がみんなで歌っていたり、アーティストが促したら歌ってもいいですし、そうでなければ静かに聴いてるのが基本です。
山下達郎ライブで初心者や初めての人が注意する点は?
聞いた話やけど山下達郎のライブは出待ちがいないらしい
みんな、氏の音楽が好きやけど本人の追っかけはしないってのが真っ直ぐなんやけどちょっとおもしろくて好き pic.twitter.com/Owl1GMNLTG
— KAZHO (@kazhosupuratuun) August 23, 2023
特に初めてだと気になりそうなポイントについて挙げていきます。
一人でもOK?
「友人と一緒に行きたい」という願望は個人の好みですが、「一人で行くのは変?」という不安なら心配ありません。
「一人だと浮く」、「周りに注目される」なんてことは全然ありません。
一人参加が珍しいタイプのライブもあるかもしれませんが、音楽ライブ全般で言えば全く珍しいことではないですね。
ライブ前の予習はしなくても問題なし
これも最終的には個人の好みですが。
よく知ってる場合も初めて聴く場合も、どちらもそれぞれの良さがあります。
少なくとも絶対に熟知していった方が良いということはないでしょう。
山下達郎は以前「予習なんて必要ない。知らなくても楽しんでもらうのがプロ」といった発言をされてたとか。
かっこいいですね!
他のアーティストのレコ発の話ですが、個人的にもあえて新譜を聴かずにいったら、予想以上に普通に楽しめた経験があります。
そうはいっても簡単に行ける公演ではないですし、定番くらいは知っておきたいですね。
今は色々なサイトでライブ情報が確認できるので、そういうところでチェックするのもいいと思います。
カメラ・撮影・録音はNG
これは常識中の常識ではあります。
ただ、昨今はケースバイケースになってきています。
むしろSNSでの拡散・宣伝を期待して積極的にOKとしてる場合もあります。
海外のライブ映像などをみると、普通にみんなスマホで撮影してますしね。
そういう動画に見慣れてると、逆に「ライブは撮影OK」と思う人もいるかもしれません。
山下達郎の場合はオフィシャルな映像すら流通してないくらいなのでもちろんNGになります。
開演中はスマホの使用は控える
マナーモードにするのは当然として、なるべく開演中はスマホを操作しない方が望ましいです。
「静かに触ってるだけなら迷惑じゃないのでは」と思われるかもしれませんが、結構周りは気が散ったりします。
ムードのあるバラードを歌い上げてる中、隣の人がスマホゲームしてたら気分を削がれますよね(実体験)。
前方の席の場合、最悪、ステージ上のアーティストの目に入ることもありえます。
特に演奏中のスマホの操作は避けたいところです。
まとめ
山下達郎、初ライブ、まさかの10列目で堪能できた。
山下達郎が出てきた時には、感動して泣きそうになった。
70歳とは思えない圧倒的な歌唱力とサービス精神旺盛なライブパフォーマンス、楽器コーラス隊の習熟されたテクニック、そしてhitaruの音の良さ。
今、家でLP聴きながら余韻に浸ってます。。 pic.twitter.com/Ffx9M6EqN7— mugu (@mt_musyu) August 17, 2023
「山下達郎のライブは初めて」という初心者の方向けにマナーや注意点について紹介しました。
初心者だからといって特に不安に感じる点はほとんどないと思います。
また、本当に注意すべき点や禁止事項は申込時や公演前のアナウンスできちんと伝えてくれるはずです。
客層的にも年齢が高めで、何か問題が起こることも少なさそうですしね。
まれに空気の読めないたった一人の言動で、ホール全体がピリッとすることもあったりします。
良かれと思ってした掛け声が思い切り場にそぐわないものだったり。
上で書いたようにテレビ出演やドーム規模の公演を避けているのは、生演奏の音質を重視しているからという事です。
そんな一際プロ意識の高い山下達郎のライブなので、初めてという方もしっかりマナーを守って楽しみたいですね。